「ウーパールーパーって何を食べるの?」「最近、急に餌を食べてくれなくなった……」 つぶらな瞳でこちらを見つめるウーパールーパー。健康に長生きさせてあげるためには、その成長段階に合わせた「正しい食事」が欠かせません。
実は、ウーパールーパーは視力が弱く、匂いや水の振動で餌を認識しています。そのため、ただ餌を投げ入れるだけでは食べてくれないこともあるのです。
今回は、数多くの両生類を育ててきた僕が、食いつき抜群のおすすめ餌から、10cm・15cmといったサイズ別の給餌頻度、そして1週間の旅行中はどうすべきか?というリアルな疑問まで、すべてお答えします。
ウーパールーパーの餌おすすめ|人工飼料vs生き餌、どっちがいい?
結論から言うと、「栄養バランスが整った人工飼料」をメインに、時々「生き餌」を混ぜるのが理想です。
迷ったらこれ!鉄板の人工飼料
ウーパールーパー専用に開発された「ひかりウーパールーパー(キョーリン)」などは、沈下性で匂いも強く、非常に優秀です。これだけで終生飼育が可能ですが、飽きさせない工夫も大切です。
食いつき最強!「生き餌」の使い分け
| 冷凍赤虫 | ベビーから成体まで大好きなおやつです。食欲が落ちている時の起爆剤になります。 |
| メダカ・小赤 | 狩りをする本能を刺激します。ただし、病気の持ち込みには十分注意が必要です。 |
【成長段階別】給餌の頻度と適正な量
ウーパールーパーは食べたものを消化するのに時間がかかる生き物です。「毎日あげればいい」というわけではありません。
全長10センチ前後:成長の黄金期
この時期はまだ体が作られている最中なので、毎日〜2日に1回、食べきる量を与えてください。食べ残しは水質悪化の最大の原因になるので、すぐに取り除きましょう。
全長15センチ以上:成体の落ち着き
体がしっかりしてきたら、頻度を落とします。3日〜4日に1回で十分です。 「少なすぎない?」と思うかもしれませんが、ウーパールーパーは代謝が低いため、あげすぎによる肥満や消化不良(ぷかぷか病の原因)の方がリスクが高いのです。
「餌を食べない!」原因と5つのチェックリスト
昨日まで食べていたのに急にプイッ……。そんな時に確認してほしいポイントです。
水温が高すぎないか?
ウーパールーパーは暑さに弱く、25度を超えると食欲が激減します。理想は15〜20度です。
水が汚れていないか?
アンモニア濃度が上がると体調を崩します。まずは半分ほど水換えをしてみましょう。
餌のサイズが大きすぎないか?
喉に詰まりそうになると、警戒して食べなくなります。
匂いでアピールできているか?
ピンセットで鼻先に持っていき、少し動かして「水の振動」を伝えてみてください。
便秘をしていないか?
お腹がパンパンなら、数日絶食させて様子を見るのも手です。

留守にする時は?「1週間」の絶食は大丈夫?
「出張や旅行で家を空けるけど、餌はどうしよう……」と悩む飼育者は多いです。
結論:成体なら1週間は余裕です
健康な成体(15cm以上)であれば、1週間程度の絶食は全く問題ありません。 むしろ、留守中に餌をあげて食べ残しが腐敗し、水質が劇的に悪化する方が100倍危険です。
旅行前の準備
- 出発の2日前に最後の給餌を済ませ、排泄を確認する。
- 水換えをして清潔な状態で出発する。
- お腹が空いて自分の足やエラをかじらないよう、単独飼育が望ましいです。
まとめ:腹八分目が長生きの秘訣
ウーパールーパーの餌やりについてまとめます。
- 基本は「専用の人工飼料」、おやつに「赤虫」。
- 10cmまでは毎日〜隔日、15cm以上は週に2回程度。
- 食べない時は「水温」と「水質」をまず疑う。
- 1週間程度の旅行なら、何もあげずに待たせるのが正解。
吸い込むように餌を食べるあの豪快な姿は、見ているこちらまで元気にしてくれますよね。 「もっとあげたい!」という親心をぐっとこらえて、適量を守ることが、可愛いウーパールーパーと10年以上一緒に過ごすためのコツですよ。


