「カエルを飼ってみたいけど、すぐに死なせてしまいそうで怖い……」 「多頭飼いをして、カエル同士が仲良くしている姿を眺めたい!」
そんな願いを叶えてくれるのが、オーストラリアやインドネシアの野生下に生息する「イエアメガエル」です。むっちりとした体に、どこか人間味のある表情。他のカエルにはない「ハンドリング」が楽しめる点も、ペットとしての大きな魅力です。
今回は、イエアメガエルの基本的な飼い方はもちろん、お迎え時の値段や販売・通販の最新情報、多頭飼いにおすすめのケージ設定、そして「ここが大変!」という飼育のデメリットまで、イエアメガエル飼育のすべてをまとめました。
イエアメガエルは初心者向け?気になる「飼育 難易度」
結論から言うと、イエアメガエルの飼育難易度は「非常に低い(易しい)」です。
丈夫な生体
樹上棲のカエルの中では乾燥や温度変化に比較的強く、日本の室内でも管理しやすいです。
何でも食べる
生き餌だけでなく、人工飼料にもすぐに餌付いてくれる個体が多いのが特徴です。
人への慣れ
警戒心が薄く、環境に慣れればピンセットから直接餌を食べてくれるようになります。
お迎えの前に知っておきたい「値段」と「販売・通販」情報
ショップでイエアメガエルを探す際、意識すべきは「出自」の違いです。
1. WC(野生採集個体)とCB(繁殖個体)
| WC(ワイルド) | 野生で捕獲された個体。サイズが大きく迫力がありますが、寄生虫の心配や環境変化によるストレスに弱い面があります。 |
| CB(キャプティブブリード) | 人の手で繁殖された個体。ベビーサイズから販売されることが多く、人工飼料に慣れていて非常に飼いやすいです。 |
2. 販売価格と入手方法
| 値段の相場 | 3,000円(ベビー)〜8,000円(アダルト)前後。 |
| 入手ルート | 爬虫類専門店や、大手のペット通販サイトで購入可能です。ただし、生体の輸送は負担がかかるため、初心者は実店舗で状態を見てお迎えすることをおすすめします。 |
憧れの「多頭飼い」を成功させるコツ
イエアメガエルは性格が穏やかなため、カエルには珍しく多頭飼いが可能です。
「多頭飼い ケージ」の選び方
複数を同じ空間で飼うなら、広めの縦長ケージを選びましょう。
サイズ: 2〜3匹なら「45cm×45cm×60cm」程度の高さがあるケージが理想的です。
個体差(サイズ差)がありすぎると、大きな個体が小さな個体を餌と間違えて飲み込んでしまう「共食い」のリスクがあります。サイズは必ず揃えてください。
カエルなのに触れる?「ハンドリング」のルール
イエアメガエルの最大の特徴は、手に乗せるなどのハンドリングができることです。ただし、カエルにとって人間は「高熱の塊」であることを忘れてはいけません。
手を冷やす
触る前に必ず冷水で手を冷やしましょう。
短時間に留める
皮膚呼吸をしている彼らにとって、人間の手の脂や塩分は負担になります。数分楽しむ程度にしましょう。

正直に伝えます!イエアメガエル「飼育のデメリット」
良いことばかりではなく、お迎え前に知っておくべき現実もあります。
鳴き声が意外と大きい
オスは夜中に「グワッ!グワッ!」とかなり大きな声で鳴きます。集合住宅では防音対策が必要になることも。
排泄物の量
大食漢なので、フンも大きく、量も多いです。ガラス面の汚れが目立ちやすいため、こまめな掃除が欠かせません。
10年以上の付き合い
カエルとしては長寿で、15年近く生きることもあります。最後まで責任を持って飼えるか、長期的なプランが必要です。

まとめ:愛嬌たっぷりな「緑の宝石」を家族に
イエアメガエルの飼い方についてまとめます。
- 飼育難易度は低く、初心者でも挑戦しやすい。
- お迎えは丈夫な「CB(繁殖個体)」が特におすすめ。
- 多頭飼いはサイズを揃えるのが鉄則。縦長のケージを用意する。
- ハンドリングは手を冷やしてから、短時間で行う。
- 鳴き声や長寿であることを理解してお迎えする。
イエアメガエルが、お気に入りの枝の上でうとうとと居眠りをしている姿を見ていると、日々の疲れが吹き飛ぶような癒やしを感じられます。 ぜひ、この記事を参考に、あなただけの「笑うカエル」との生活を始めてみてくださいね!


