こんにちは!葉っぱの上で休む姿や、ガラスにピタッと張り付く姿が愛らしいニホンアマガエル。おうちで飼育している方や、野外でカエルを観察していると、「この子の性別はどっちだろう?」と気になってくることがありますよね。カエルの観察が日課の、両生類好きの僕です。
「小さなサイズのオスメスなんて、素人でもわかるの?」と思われるかもしれませんが、実は成長した大人のカエルなら、ある特定のパーツを見るだけで驚くほど簡単に判別できるんです。
今回は、最も確実なアマガエルの性別の見分け方である「喉(のど)」のチェックポイントから、体格の差でわかるメスの見分け方まで、誰でもすぐに実践できるアマガエルの見分け方を徹底解説します!

決定的なアマガエルの性別の見分け方は喉(のど)の色とたるみ!
アマガエルの性別を最も確実に見分けるポイントは、「顔の下(喉元の皮膚)」にあります。
「オス」の喉は黒っぽくてシワがある
オスの最大の特徴は、大きな声で鳴くための「鳴嚢(めいのう)」という袋が喉にあることです。 大人のオスのアマガエルを正面や下から観察すると、喉の皮膚が少し余ってたるんでおり、色が黒っぽく(または茶色っぽく)くすんでいるのがわかります。風船のように何度も膨らませて鳴くため、皮膚が伸びてシワになり、色素が沈着しているのです。この「黒っぽいたるみ」があれば、間違いなくオスです。
ツルッと白い喉が確実なメスの見分け方
一方で、メスにはこの鳴嚢がありません。 そのため、アマガエルのメスの見分け方としては、喉元を見て「たるみがなく、お腹と同じようにツルッとした真っ白な綺麗な色をしているか」を確認します。喉元がスッキリとしていて白ければ、それはメスの証拠です。 下から覗き込むか、透明なプラスチックケースやガラス水槽の壁に張り付いている時のお腹側を下から観察すると、この見分け方が一番わかりやすいですよ。

体格と行動で判別!その他のオスメスの違い
喉のチェックに加えて、体格や普段の行動からも性別を推測することができます。
大きさで比べるアマガエルの見分け方
実は、オスメスでは大人のサイズになった時の体格に明確な差が出ます。 オスは最大でも3.5cm〜4cm程度ですが、メスは卵をたくさん抱える必要があるため、オスよりも一回り大きく、4cm〜4.5cm程度と全体的にふっくらとした大きな体型になります。 もし複数のアマガエルがいて、「他の子よりも明らかに大きくて丸みがあるな」と感じたら、それはメスである可能性が非常に高いです。
鳴き声と「抱接(ほうせつ)」行動での確認
見た目以外の性別の判断材料として、行動も大きなヒントになります。
鳴き声
夜や雨の前に「ゲッゲッゲッ」「ケロケロ」と喉を大きく膨らませて大声で鳴いている個体は、100%オスです。メスはオスのような大きな声では鳴きません。
抱接(ほうせつ)
繁殖期に、他のカエルの背中にしっかりと抱きついている(上に乗っている)側はオスで、下で抱きつかれている側がメスです。オスは動くものに対して反射的に抱きつく習性があるため、飼育下でもオス同士で抱きつき合ってしまう(上に乗られたオスが「離して!」と小さな声で鳴いて抵抗する)微笑ましい光景が見られることもあります。

まとめ
アマガエルの性別とオスメスの見分け方について、大切なポイントをまとめました!
- 最も確実なアマガエルの性別の見分け方は、「喉(のど)」の色とたるみを見ること。
- オスの喉は、鳴き袋があるため黒っぽく変色しており、皮膚がたるんでシワになっている。
- 確実なメスの見分け方は、喉がたるんでおらず、ツルッとした真っ白な色をしていること。
- アマガエルのオスメスの体格差として、メスの方が一回り大きく、ふっくらとしている。
- ゲコゲコと大きな声で鳴く行動も、オス特有のわかりやすい見分け方の一つ。
※ただし、オタマジャクシや上陸したての子ガエル(幼体)の時期は、まだ身体的な特徴が出ていないため性別の判別は不可能です。
ガラスに張り付いたカエルのお腹を下からじっと観察するのは、飼育者ならではの特権であり楽しい時間ですよね。 次にアマガエルを観察する機会があれば、ぜひ「喉の色」と「大きさ」に注目して、オスメスを見分けてみてくださいね!


