「トカゲを飼いたいけど、コオロギなどの虫を家でキープするのは絶対に無理……」 そんな方に救いの手を差し伸べてくれるのが、雑食性の強いアオジタトカゲです。
彼らは爬虫類用フードはもちろん、ドッグフードや私たちが食べる野菜、さらには果物まで、バクバクと美味しそうに食べてくれます。青い舌をペロリと出して食事をする姿は、愛嬌たっぷりで見ていて飽きません。
今回は、アオジタトカゲの主食となる人工飼料(フード)の選び方から、成長に合わせたベビー・アダルト別の餌の頻度と量、安くて助かる餌代の相場、そしてどうしても餌を食べない時に試すべき「魔法の好物(生肉や果物)」まで、毎日の食事がもっと楽しくなる給餌のコツを完全解説します!
アオジタトカゲの主食は「人工飼料(フード)」でOK!
生き餌を用意しなくても、市販のフードだけで終生飼育が可能です。
メインの餌は「爬虫類用」か「犬猫用」
爬虫類用人工飼料
フトアゴヒゲトカゲ用のゲル状フードやペレット、リクガメ用のフード、あるいは肉食熱帯魚用のエサ(パックマンフード等)もよく食べます。栄養バランスが完璧に計算されているため安心です。
ドッグフード・キャットフード
缶詰のウェットフードや、ふやかしたドライフードも大好物です。ただし、脂肪分が多いため「低脂肪・シニア用」を選ぶのが長生きさせるコツです。
目の色が変わる「好物」!おやつに最適な「野菜」と「生肉」
フードだけでも育ちますが、食事にバリエーションを持たせることで健康状態が上がり、トカゲも喜びます。
栄養満点の「野菜」と果物
小松菜、チンゲン菜、カボチャ、ニンジンなど。細かく刻んでフードに混ぜて与えます。
バナナやマンゴーなどの甘い果物は、狂ったように食べます。ただし糖分が多いため、月1〜2回のご褒美(おやつ)に留めましょう。
「生肉」や「虫・カタツムリ」の与え方
| 生肉 | 脂身の少ない「鶏のささみ」や「ハツ(心臓)」の生肉は大好物です。与える際は、必ずカルシウムパウダーをまぶしてください(骨の成長のため)。 |
| カタツムリ | 野生のアオジタトカゲは、あの頑丈なアゴでカタツムリの殻を砕いて食べます。爬虫類ショップで売られている冷凍カタツムリや、乾燥エビなども良いおやつになります。 |

成長に合わせた「餌の量」と「頻度」、気になる「餌代」
食べすぎによる「肥満」が最も多い死因の一つです。正しいペースを守りましょう。
【成長別】餌の量と頻度の目安
| ベビー期の餌 | 毎日〜1日おき。成長期なのでタンパク質(肉類やフード)を多めに与えます。 |
| アダルト期の餌 | 1週間に1〜2回で十分です。メニューの割合は「肉・フード:野菜」=「6:4」くらいを意識してヘルシーに。 |
| 1回の餌量 | 「そのトカゲの頭の大きさと同じくらいの量(体積)」が目安です。 |
助かる!アオジタトカゲの「餌代」
コオロギを毎月買うフトアゴヒゲトカゲなどに比べ、アオジタトカゲの餌代は非常にリーズナブルです。 ドッグフードや余った野菜を活用すれば、毎月の餌代は1,000円〜2,000円程度に収まることがほとんどです。
なぜ?「餌を食べない」時の4つの原因と解決策
食欲旺盛なアオジタが急に餌を食べなくなったら、以下のポイントをチェックしてください。
温度が低い(最も多い原因)
変温動物であるトカゲは、体が冷えると消化できず食欲がゼロになります。バスキングスポットが35度前後になっているか確認しましょう。
脱皮前である
脱皮の前は一時的に食欲が落ちます。無理に与えず数日そっとしておきましょう。
同じ餌への「飽き」
アオジタトカゲはグルメです。ずっと同じ人工飼料だと急にプイッと無視することがあります。
いつものフードにバナナの汁や鶏ささみ(生肉)のミンチを少し混ぜて、匂いを変えてあげると秒で飛びついてきます!
単なる「食べすぎ」
アダルト個体に毎日餌をあげていると、お腹がいっぱいで食べなくなります。間隔をしっかり空けましょう。

まとめ:冷蔵庫の余り野菜がトカゲのご馳走に!
アオジタトカゲの食事事情についてまとめます。
- 虫なしでOK!「人工飼料(フード)やドッグフード」が主食になる。
- ベビーの餌は毎日〜1日おき、アダルトは週1〜2回で十分。
- 大好物はバナナや鶏ささみ(生肉)。ご褒美として活用する。
- 毎月の餌代は1,000円〜2,000円程度とお財布に優しい。
- 餌を食べない時は「温度不足」か「飽き」を疑い、匂いの強い好物で釣る。
「今日は私がサラダを食べるから、小松菜の端っこをお裾分けしてあげよう」。そんな風に、人間の生活リズムの中で無理なく食事を分け合えるのがアオジタトカゲの素晴らしさです。 ぜひ、青い舌を器用に使って食べる可愛い姿を堪能してくださいね!


