愛らしいクレステッドゲッコーを2匹飼って、飼育の楽しみを倍増させましょう!
手のひらサイズで飼育しやすいクレステッドゲッコーは、初心者にも人気の高い爬虫類です。2匹飼うことで寂しさを解消したり、繁殖を楽しんだり、飼育の楽しみが倍増します。
このブログ記事では、クレステッドゲッコー2匹を上手に飼うための情報を網羅しています。飼育環境や餌、オス同士の飼い方、多頭飼いの注意点など、知っておきたいポイントを詳しく解説します。
クレステッドゲッコー2匹を飼いたいと思っている方は、ぜひこのブログ記事を参考にしてください。
はじめに
クレステッドゲッコーの魅力
クレステッドゲッコーは、ニューカレドニア原産の小型ヤモリです。大きな目と愛らしい表情、そして独特なトサカが特徴的な爬虫類です。近年ではペットとして人気が高まっており、初心者でも比較的飼育しやすいことから、多くの人々に愛されています。
クレステッドゲッコーの魅力は、以下の点が挙げられます。
愛らしい見た目と穏やかな性格
クレステッドゲッコーは、大きな目と愛らしい表情が特徴的な爬虫類です。また、性格も穏やかで、人を恐れることなく手に乗せることもできます。そのため、観賞用ペットとして非常に人気があります。
手のひらサイズで飼育しやすい
クレステッドゲッコーの成体サイズは、体長約15~20cm、体重約10~20gと、手のひらサイズと小型なため、飼育スペースが比較的少ない家庭でも飼いやすいというメリットがあります。
比較的安価で入手しやすい
クレステッドゲッコーは、他の爬虫類に比べて比較的安価で入手しやすいというメリットがあります。ペットショップやブリーダーから購入することができます。
繁殖も比較的容易
クレステッドゲッコーは、適切な飼育環境を整えれば、繁殖も比較的容易です。繁殖させることで、新たな命の誕生を身近に感じることができます。
クレステッドゲッコーを2匹飼うメリット
クレステッドゲッコーを2匹飼うことには、以下のようなメリットがあります。
寂しさを解消できる
クレステッドゲッコーは、単独飼育だと寂しさを感じる場合があり、ストレスを溜めやすいというデメリットがあります。2匹飼うことで、お互いにコミュニケーションをとったり、一緒に遊んだりすることで、寂しさを解消することができます。
繁殖を楽しめる
クレステッドゲッコーは、適切な飼育環境を整えれば、繁殖も比較的容易です。2匹飼うことで、オスとメスのペアを作り、新たな命の誕生を身近に感じることができます。
飼育の楽しみが倍増
2匹飼うことで、観察の幅が広がり、飼育の楽しみが倍増します。それぞれの個体の個性や違いを観察したり、2匹がじゃれ合う姿を楽しんだりすることができます。
観察の幅が広がる
2匹飼うことで、それぞれの個体の個性や違いを観察したり、2匹がじゃれ合う姿を楽しんだりすることができます。
※オス同士を飼う場合は、喧嘩に注意する必要があります。
クレステッドゲッコー2匹を飼う前に
飼育環境
クレステッドゲッコーを2匹飼うためには、適切な飼育環境を用意する必要があります。
ケージ
クレステッドゲッコーを2匹飼う場合、1匹あたり最低でも幅30cm×奥行き30cm×高さ45cmのケージが必要です。2匹を同じケージで飼う場合は、さらに広いケージを用意する必要があります。
温度と湿度
クレステッドゲッコーは、昼間は25~28℃、夜は20~23℃、湿度60~80%の環境を好みます。ケージ内には、温度計と湿度計を設置し、常に温度と湿度を管理する必要があります。
照明
クレステッドゲッコーは、昼間は紫外線ライトを照射することで、カルシウムの吸収を促す必要があります。また、夜間は暗く静かな環境を作る必要があります。
シェルターや餌皿、水入れ
クレステッドゲッコーは、シェルターと呼ばれる隠れ場所が必要です。また、餌皿と水入れも用意する必要があります。
餌
クレステッドゲッコーは、専用のフードを与えなければなりません。また、果物や昆虫を適度に与えることも必要です。さらに、カルシウムなどの栄養剤を添加する必要があります。
専用のフード
クレステッドゲッコー専用のフードは、ペットショップやインターネットで購入することができます。フードには、クレステッドゲッコーに必要な栄養素がバランス良く含まれています。
果物
クレステッドゲッコーは、果物を好んで食べます。与える果物は、リンゴ、バナナ、マンゴーなどがおすすめです。ただし、与えすぎると下痢などの原因となるので、注意が必要です。
昆虫
クレステッドゲッコーは、昆虫も好んで食べます。与える昆虫は、コオロギ、フタホシコオロギ、ミルワームなどがおすすめです。昆虫を与える際は、カルシウムパウダーをまぶしてから与えるようにしましょう。
栄養剤
クレステッドゲッコーは、カルシウムやビタミンDなどの栄養素を必要としています。これらの栄養素は、専用の栄養剤を与えることで補うことができます。栄養剤は、ペットショップやインターネットで購入することができます。
餌の与え方
クレステッドゲッコーは、夜行性なので、餌は夜に与えます。餌の量は、体重の10~15%程度を与えましょう。与えすぎると肥満の原因となるので、注意が必要です。
水
クレステッドゲッコーは、水浴びをする必要はありません。しかし、常に新鮮な水を用意しておきましょう。水は、浅い皿に入れて与えます。
衛生管理
ケージは、定期的に掃除する必要があります。フンや食べ残しは、毎日取り除きましょう。また、ケージ全体を掃除する場合は、月に1~2回程度行う必要があります。
クレステッドゲッコー2匹の飼い方
オス同士の飼い方
クレステッドゲッコーのオスは、縄張り意識が強く、喧嘩しやすいという特徴があります。そのため、2匹のオスを同じケージで飼う場合は、以下の点に注意する必要があります。
ケージを仕切る
ケージを仕切って、それぞれのオスに縄張りを作ることで、喧嘩を予防することができます。仕切りには、ガラス板やメッシュパネルなどを利用することができます。
繁殖期には特に注意が必要
繁殖期になると、オスはより攻撃的になります。そのため、繁殖期にはオス同士を別々のケージで飼育する必要があります。
喧嘩の兆候があればすぐに隔離する
喧嘩の兆候が見られた場合は、すぐにオス同士を隔離する必要があります。喧嘩の兆候としては、互いに威嚇し合う、体色を変化させる、噛みつくなどがあります。
多頭飼いの注意点
クレステッドゲッコーを多頭飼いする場合、以下の点に注意する必要があります。
ケージを十分に広くする
多頭飼いする場合、ケージは十分に広くする必要があります。最低でも、1匹あたり幅45cm×奥行き45cm×高さ60cmのケージが必要です。
隠れ場所をたくさん用意する
クレステッドゲッコーは、隠れ場所を好むという特徴があります。そのため、多頭飼いする場合、隠れ場所をたくさん用意する必要があります。隠れ場所は、シェルターや流木などを利用することができます。
餌や水入れを複数用意する
多頭飼いする場合、餌や水入れを複数用意する必要があります。これにより、すべての個体が十分に餌や水を摂取できるようにすることができます。
個体間の相性
クレステッドゲッコーは、個体間の相性があります。相性が悪い場合は、喧嘩をしてしまう可能性があります。そのため、多頭飼いする場合は、個体間の相性をよく観察する必要があります。
※多頭飼いは、飼育難易度が高くなります。初心者の方は、まずは1匹から飼育することをおすすめします。
まとめ
クレステッドゲッコーは2匹飼うことで、より飼育を楽しめる爬虫類です。適切な飼育環境と餌を与え、オス同士の場合は喧嘩に注意すれば、問題なく飼育することができます。
このブログ記事が、クレステッドゲッコー2匹を飼いたいと思っている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。