オニプレートトカゲの餌完全ガイド｜適切な食事と給餌のコツ

オニプレートトカゲは飼育が比較的容易なトカゲとして人気がありますが、適切な餌を与えないと健康を損ねることもあります。特に、「オニプレートトカゲが餌を食べない」「どんな餌を与えればいいかわからない」「人工飼料や野菜は食べるの？」といった悩みを持つ飼い主は多いのではないでしょうか？

本記事では、オニプレートトカゲの食性や餌の種類、適切な給餌頻度、食べないときの対処法などを詳しく解説します。これから飼育を始める方はもちろん、すでに飼育中の方も、オニプレートトカゲの健康維持に役立つ情報が満載です。ぜひ最後までチェックして、愛トカゲに最適な食事を用意してあげましょう！

オニプレートトカゲの基本情報
オニプレートトカゲの餌の種類と選び方
給餌の頻度と適切な餌量
1. オニプレートトカゲの餌の頻度と与える量の目安
  1. オニプレートトカゲの給餌頻度の目安
  2. 食べ過ぎ・食べなさすぎのサイン
2. 成長段階別の給餌スケジュール（幼体・成体）
オニプレートトカゲが餌を食べないときの対処法
飼育時の注意点と安全な給餌方法
オニプレートトカゲの餌に関するよくある質問（Q&A）
まとめ：オニプレートトカゲの餌の基本と適切な給餌方法

オニプレートトカゲの基本情報

オニプレートトカゲとは？生態と特徴

オニプレートトカゲ（学名：Gerrhosaurus major）は、アフリカに生息する大型のプレートトカゲの一種です。頑丈なウロコに覆われた体と、比較的温和な性格が特徴で、爬虫類飼育初心者にもおすすめの種類です。

野生では主に地表や岩場で生活し、地中に潜ることもあります。体長は最大で50cmほどになり、がっしりとした体つきが魅力的です。夜行性ではなく、日中に活動する昼行性のトカゲなので、飼育下ではUVBライトが必須となります。

野生での食性と飼育下での違い

野生のオニプレートトカゲは、昆虫や果実、小動物などをバランスよく食べる雑食性です。特にバッタやコオロギ、ミルワームなどの昆虫を好みますが、植物質のものも積極的に食べることが知られています。

飼育下では、昆虫を主食としつつ、人工飼料や野菜を取り入れたバランスの取れた食事を与えることが重要です。餌のバリエーションが不足すると、栄養不足や偏食の原因になるため、適切な食事管理が求められます。

オニプレートトカゲの寿命と健康管理

オニプレートトカゲの平均寿命は10～15年ほどですが、適切な環境と食事を整えれば、それ以上長生きする個体もいます。健康に長生きさせるためには、以下のポイントを押さえることが大切です。

バランスの取れた食事（昆虫・人工飼料・野菜の組み合わせ）
適切な紫外線管理（UVBライトを使用）
清潔な飼育環境（床材の定期交換・水の管理）
ストレスの少ない環境（適切なシェルターの設置）

オニプレートトカゲは比較的丈夫なトカゲですが、餌の種類や環境が合わないと、拒食や病気を引き起こすこともあります。日頃の健康チェックを欠かさず、快適な飼育環境を維持することが重要です。

オニプレートトカゲの餌の種類と選び方

主食として適した餌（昆虫・人工飼料・野菜）

オニプレートトカゲは雑食性であり、昆虫を中心としつつ、人工飼料や野菜も適度に取り入れた食事が理想的です。主な餌の種類を以下に紹介します。

① 昆虫（動物性たんぱく質）

主食として最も適しているのは昆虫類です。生餌を好む傾向が強く、栄養バランスの面でも優れています。
おすすめの昆虫類

コオロギ（栄養価が高く、動きがあるため興味を持ちやすい）
デュビア（脂肪が少なく、高タンパクで消化に良い）
ミルワーム（脂肪分が多めなので与えすぎに注意）
シルクワーム（カルシウムが豊富で消化に良い）

昆虫を与える際はカルシウム剤をまぶすことで、代謝性骨疾患（MBD）の予防になります。

② 人工飼料（補助食として）

オニプレートトカゲは昆虫食を好みますが、慣れれば人工飼料も食べることがあります。人工飼料を取り入れることで、栄養バランスの維持がしやすくなります。
おすすめの人工飼料

爬虫類用の総合栄養フード（ペレットタイプ）
トカゲ用の缶詰フード（昆虫ミックス・フルーツ入りのもの）
カメ用の人工飼料（成分的に近いものもあるが、主食にはしない）

人工飼料は、昆虫や野菜と混ぜると食いつきが良くなることがあります。

③ 野菜・果物（補助食として）

オニプレートトカゲは昆虫食寄りですが、一部の野菜や果物も食べることがあります。食べられる野菜を少量加えることで、食物繊維やビタミンの補給が可能です。
与えても良い野菜・果物

チンゲンサイ
小松菜
カボチャ
ニンジン（すりおろすと食べやすい）
バナナ（与えすぎ注意）
イチゴ（少量ならOK）

与えてはいけない食材

ネギ類（玉ねぎ・長ネギ・ニラなど）
アボカド（毒性あり）
ほうれん草（シュウ酸が多く結石の原因に）
柑橘類（酸が強く、消化不良の原因に）

適量を意識しながら、安全な野菜や果物を補助食として取り入れましょう。

オニプレートトカゲは野菜を食べる？バランスの良い食事

「オニプレートトカゲは野菜を食べるの？」と疑問に思う方も多いですが、個体によって食べる・食べないが分かれます。基本的には昆虫食が主体ですが、飼育下では野菜や果物を少量与えることで、栄養バランスが整いやすくなります。

野菜を食べさせるコツ

細かく刻む・すりおろす
昆虫や人工飼料と混ぜる
食いつきの良い野菜から試す（チンゲンサイ・小松菜など）

特に若い個体は昆虫にしか興味を示さないことが多いですが、成長とともに食の幅が広がる可能性があります。

人工飼料は使える？おすすめの人工フード

オニプレートトカゲの飼育では人工飼料を補助的に活用することも可能です。昆虫が手に入らないときや、栄養バランスを整えたいときに便利です。

人工飼料のメリット

栄養バランスが整っている
保管が簡単で、餌の確保が楽
昆虫だけでは不足しがちなビタミンやミネラルを補える

人工飼料のデメリット

食いつきに個体差がある（食べない個体もいる）
昆虫に比べて嗜好性が低い
野生の食性とは異なるため、主食には向かない

人工飼料を食べさせる場合は、昆虫や野菜と組み合わせて与えるのがポイントです。最初は昆虫のエキスを混ぜるなどして、慣れさせる工夫をしましょう。

給餌の頻度と適切な餌量

オニプレートトカゲの餌の頻度と与える量の目安

オニプレートトカゲに適切な餌の量や頻度は、成長段階や個体の活動量によって異なります。過剰な餌や不足した食事は、健康を損なう原因になるため、適切なバランスを意識しましょう。

オニプレートトカゲの給餌頻度の目安

成長段階	給餌頻度	1回の餌の量
幼体（0〜1歳）	毎日	体の幅と同じくらいの昆虫3〜5匹程度
亜成体（1〜3歳）	2日に1回	昆虫5〜7匹＋野菜・人工飼料
成体（3歳以上）	2〜3日に1回	昆虫3〜5匹＋野菜・人工飼料

※ 昆虫の種類やサイズに応じて量を調整することが大切です。たとえば、ミルワームは脂肪が多いため控えめに、デュビアは栄養価が高いため適量を意識するなどの工夫が必要です。

食べ過ぎ・食べなさすぎのサイン

食べ過ぎの兆候
- 体が丸々と太りすぎる
- お腹周りに脂肪がつきすぎる
- 便の量が多すぎる（消化不良の可能性あり）
食べなさすぎの兆候
- 肋骨や背骨が浮き出る
- 活動量が減り、動きが鈍くなる
- 目に力がなく、しぼんだ印象になる

適切な餌の量と頻度を守ることで、健康的に成長させることができます。

成長段階別の給餌スケジュール（幼体・成体）

オニプレートトカゲの成長段階に応じた給餌スケジュールを紹介します。

① 幼体（0〜1歳）の給餌スケジュール

朝：小型のコオロギやデュビアを3〜5匹
夜：必要に応じて人工飼料や野菜を少量追加
週1〜2回： カルシウム・ビタミンD3を添加した昆虫を与える

② 亜成体（1〜3歳）の給餌スケジュール

朝：昆虫5〜7匹（コオロギ・デュビア・ミルワームなど）
週に2〜3回： 野菜や人工飼料を混ぜる
週1回： ビタミン・カルシウムのサプリメントを添加

③ 成体（3歳以上）の給餌スケジュール

2〜3日に1回： 昆虫3〜5匹＋野菜や人工飼料
週1〜2回： サプリメントをまぶした昆虫を与える
肥満防止のため、給餌量を調整することが重要！

オニプレートトカゲが餌を食べないときの対処法

餌を食べない原因と考えられる要因

オニプレートトカゲが突然餌を食べなくなると、飼い主としてはとても心配になりますよね。餌を食べない原因はいくつか考えられるため、状況に応じて適切な対処を行いましょう。

① 環境の変化によるストレス

新しい環境に慣れていない（お迎え直後など）
温度や湿度の変化（適切な飼育環境が維持できていない）
周囲の騒音や振動がストレスになっている

✅ 対処法

お迎え直後は、数日間そっとしておく
温度（28～32℃）・湿度（50～60%）を適切に調整
ケージを落ち着いた場所に設置し、ストレスを軽減

② 餌の種類や与え方が合わない

新しい餌に興味を示さない（食べ慣れたものしか食べない）
昆虫のサイズが大きすぎる（食べづらくて拒否する）
餌が動かないと興味を示さない

✅ 対処法

昆虫のサイズを小さめに調整（頭の幅より小さいサイズが理想）
生きた昆虫を使用し、動きを出して興味を引く
人工飼料を昆虫と混ぜて与え、少しずつ慣れさせる

③ 季節的な影響（冬場の食欲低下）

冬になると活性が下がり、食欲が落ちることがある
飼育温度が低下すると、消化能力が落ちて餌を食べなくなる

✅ 対処法

保温設備を強化し、適切な温度をキープ（昼間28～32℃、夜間25℃以上）
冬場は給餌頻度を少し減らし、消化しやすい餌を選ぶ

④ 体調不良や病気の可能性

体が痩せてきている、またはお腹が異常に膨らんでいる
目や鼻の周りに異常がある
便が緩い・出ていない

✅ 対処法

数日様子を見ても改善しない場合は、爬虫類に詳しい動物病院を受診
便秘の場合はぬるめの水で軽く温浴させる

好みの餌を見つける方法と与え方の工夫

餌を食べないオニプレートトカゲには、以下の工夫を試してみましょう。

① 動きを出して興味を引く

オニプレートトカゲは動くものに反応しやすいため、ピンセットで昆虫を少し揺らしたり、活き餌を使うと食いつきが良くなることがあります。

② 餌の種類を変えてみる

コオロギが苦手ならデュビアやミルワームを試す
人工飼料に昆虫のエキスを混ぜる（風味をつけると食べやすい）
野菜を細かく刻んで、昆虫と混ぜる

③ 置き餌の時間を調整

朝や夕方など、活動が活発な時間に餌を与える
置き餌は数時間で回収し、餌の鮮度を保つ

餌を食べないときに試したい対策

餌を食べなくなったときに試すべき対策を、優先順位の高い順にまとめました。

✅ ① 環境を見直す（温度・湿度・ストレスの要因をチェック）
✅ ② 餌の種類やサイズを調整（食べやすいものを選ぶ）
✅ ③ 与え方を工夫する（動きをつける・好みの餌を探す）
✅ ④ 数日間様子を見る（健康状態に問題がないか観察）
✅ ⑤ 長期間食べない場合は動物病院へ相談

オニプレートトカゲが餌を食べない原因はさまざまですが、焦らずに対処することで解決できる場合がほとんどです。

飼育時の注意点と安全な給餌方法

餌やりの際の注意点（誤飲・拒食・噛まれるリスク）

オニプレートトカゲに安全に餌を与えるためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。特に誤飲や拒食、噛まれるリスクに関しては、しっかり対策をしておきましょう。

① 餌のサイズに注意（誤飲や消化不良の防止）

大きすぎる昆虫や野菜は消化不良の原因になるため、頭の幅以下のサイズに調整する
ミルワームやスーパーウームは殻が硬いため、与えすぎると腸閉塞を引き起こすことがある
野菜は細かく刻むか、すりおろして消化しやすくする

② 餌の与え方に注意（噛まれるリスクの回避）

オニプレートトカゲは手から直接餌を取ることもありますが、興奮すると指を噛むことがあるため注意が必要です。

✅ 安全な給餌方法

ピンセットを使って餌を与える（指を噛まれないようにする）
昆虫はケージ内に直接放しても良いが、逃げ込まないように注意（特にコオロギは隠れやすい）
置き餌の場合は、清潔な餌皿を使用し、腐敗を防ぐ

③ 噛まれた場合の対処法

オニプレートトカゲの噛む力はそれほど強くありませんが、噛まれると驚くこともあります。

噛まれたら無理に引き離さず、自然に離すのを待つ（無理に引くと傷が深くなる）
傷口をすぐに洗浄し、消毒する（細菌感染を防ぐため）
噛まれる癖がある個体は、ピンセット給餌を徹底する

清潔な環境を維持するためのポイント

餌を与える際は、ケージ内の衛生環境にも気を配る必要があります。

① 餌の残りを放置しない

生餌の食べ残しや野菜の切れ端は、すぐに片付ける
食べ残しがあると腐敗しやすく、雑菌や害虫の発生につながる

② 給餌用の皿は定期的に洗浄

餌皿は毎日洗浄し、細菌の繁殖を防ぐ
人工飼料や野菜を与える場合は、ぬめりが残らないようにしっかり洗う

③ ケージの清掃を定期的に行う

床材やシェルターは、餌の汚れがつきやすいため、週に1回は清掃
水入れも毎日交換し、カビや雑菌を防ぐ

健康管理のためのチェックポイント

オニプレートトカゲの健康を維持するために、給餌時には以下のポイントも確認しましょう。

① 体重・体型のチェック

急激に痩せていないか（拒食や病気の可能性）
お腹周りが膨らみすぎていないか（肥満や消化不良の兆候）

② 便の状態を確認

健康な個体の便は固形で形があり、色は茶色〜黒に近い
白い尿酸部分が分離しているのが正常
下痢や血便が見られる場合は病気の可能性があるため注意

③ 行動の変化を観察

普段より動きが鈍い、元気がない場合は要注意
シェルターにこもりっぱなしになっていないか

オニプレートトカゲの餌に関するよくある質問（Q&A）

餌に関するよくある疑問と回答

Q1. オニプレートトカゲにはどんな餌をメインで与えるべき？

✅ A. 基本的には昆虫を中心に与え、野菜や人工飼料を補助的に使うのが理想的です。

主食：コオロギ、デュビア、ミルワーム
副菜：小松菜、ニンジン、ズッキーニ
補助食：人工飼料（レオパ用フードなど）

成体になったら、昆虫だけでなく野菜や人工飼料の割合を増やして、バランスの取れた食事を意識しましょう。

Q2. 人工飼料だけで飼育できる？

✅ A. 完全に人工飼料のみで飼育するのは難しいですが、補助食としてならOKです。

オニプレートトカゲは基本的に肉食傾向が強いため、昆虫をメインにしつつ、人工飼料を混ぜることで栄養バランスを取ることができます。
昆虫を食べない個体には、人工飼料を昆虫の出汁でふやかして香りをつけると食べやすくなることもあります。

Q3. オニプレートトカゲが餌を食べないときはどうしたらいい？

✅ A. 以下の原因が考えられるため、環境や餌の種類を見直しましょう。

ストレス → 新しい環境に慣れさせる
温度が低い → 保温設備を強化する（28～32℃をキープ）
餌の種類が気に入らない → 昆虫の種類やサイズを変えてみる
消化不良や体調不良 → 便の状態を確認し、異常があれば動物病院へ

Q4. 餌の量はどれくらいが適切？

✅ A. 目安としては「体の幅と同じくらいの昆虫を数匹」ですが、成長段階によって調整が必要です。

成長段階	給餌頻度	1回の餌の量
幼体（0〜1歳）	毎日	コオロギやデュビア3〜5匹
亜成体（1〜3歳）	2日に1回	昆虫5〜7匹＋野菜
成体（3歳以上）	2〜3日に1回	昆虫3〜5匹＋野菜や人工飼料

※肥満を防ぐため、成体になったら餌の回数を減らしつつ、野菜や人工飼料の割合を増やすと良いでしょう。

Q5. オニプレートトカゲは野菜を食べるの？

✅ A. 個体によりますが、野菜を食べることもあります。特に成体になると野菜を取り入れることで、栄養バランスを整えやすくなります。

おすすめの野菜：

小松菜、チンゲンサイ、ズッキーニ、人参、カボチャ（ビタミン補給）
パプリカ（赤・黄色）（カロテノイドが豊富で発色を良くする）

注意点：

ネギ類（玉ねぎ、長ネギ、にんにく）は絶対に与えない（有毒）
水分の多い野菜（レタス、キュウリ）は消化不良の原因になるため控えめに

Q6. 餌を与えるタイミングは？

✅ A. 活動が活発になる朝や夕方に与えるのがおすすめです。

朝（9時～12時）： 体温が上がり始める時間なので、昆虫を与えるとよく食べる
夕方（17時～19時）： もう一度軽く食事をとる時間帯

※ 夜遅くの給餌は消化不良の原因になるため避けることが望ましい

Q7. オニプレートトカゲは噛むことがある？

✅ A. 普段は大人しいですが、警戒したり興奮すると噛むことがあります。

手から直接餌を与えようとすると、誤って噛まれることもあるため、ピンセット給餌を推奨
特に餌の時間は興奮しやすいので、無理に触ろうとしないことが大切

オニプレートトカゲの餌の基本をおさらい

オニプレートトカゲの給餌について、重要なポイントをおさらいしましょう。

✅ 餌の基本

昆虫をメインに、野菜や人工飼料をバランスよく取り入れる
餌のサイズは頭の幅以下に調整する
成体になるにつれ、給餌頻度を減らしながら、野菜の割合を増やす

✅ 食べないときの対処法

ストレスや環境の変化をチェック
温度・湿度が適切か確認（昼間28～32℃、夜間25℃以上）
餌の種類やサイズを変えてみる

✅ 給餌時の注意点

ピンセットを使い、安全に給餌する（噛まれるリスクを避ける）
食べ残しは放置せず、ケージ内を清潔に保つ
肥満にならないよう、成長に合わせて餌の量を調整する

おわりに

オニプレートトカゲの飼育において、適切な餌の選び方や与え方を知ることは非常に重要です。個体によって食の好みや食べる量が異なるため、様子を観察しながら最適な給餌方法を見つけましょう。

また、餌の種類や給餌方法にこだわることで、より健康的で長生きできる環境を整えることができます。

オニプレートトカゲとの楽しい飼育ライフをぜひ楽しんでください！

まとめ：オニプレートトカゲの餌の基本と適切な給餌方法

✅ オニプレートトカゲの餌の基本

主食は昆虫（コオロギ、デュビア、ミルワームなど）
成長に合わせて野菜や人工飼料を取り入れる
餌のサイズは頭の幅以下に調整し、消化しやすいものを与える

✅ 適切な給餌頻度と餌の量

成長段階	給餌頻度	1回の餌の量
幼体（0〜1歳）	毎日	昆虫3〜5匹
亜成体（1〜3歳）	2日に1回	昆虫5〜7匹＋野菜
成体（3歳以上）	2〜3日に1回	昆虫3〜5匹＋野菜や人工飼料

※ 成体になるにつれ餌の回数を減らしつつ、野菜や人工飼料の割合を増やす