こんにちは!小さな子ガメから立派なサイズまで、成長過程の観察がとても楽しいミドリガメ(正式名称:ミシシッピアカミミガメ)。日々のお世話をしていると、ふと気になってくるのがカメの性別ですよね。カメの観察が大好きな爬虫類飼育員の僕です。
「うちの子は男の子?女の子?」とミドリガメのオスメスの性別を知りたくなるのは、飼い主なら当然のこと。「子供の見分け方はあるの?」「確実な見分け方が知りたい!」と日々甲羅や尻尾を眺めている方も多いはず。
今回は、オスの爪の長さやメスの大きさの違いといった身体的な特徴から、性別判別はいつわかるのか、さらには途中で性別が変わるという不思議な噂の真相まで、ミドリガメの性別にまつわる疑問を徹底解説します!

いつわかる?性別が「変わる」噂と「子供 見分け方」の真実
まず結論から言うと、ミドリガメの性別は生まれてすぐには分かりません。
「性別判別」はいつわかる?子供時代は判別不能!
お祭りの屋台やペットショップで売られている、甲羅の長さが3〜5cm程度のベビーサイズの場合、見た目による子供の見分け方はプロでも不可能です。 では、いつわかるようになるかというと、甲羅の長さが10cm〜12cm程度(生後2〜3年頃)に成長したタイミングです。このサイズになると、オスメス特有の身体的な特徴がはっきりと現れ始め、確実な性別 判別ができるようになります。
途中で性別が「変わる」って本当?
「カメは飼っている途中で性別が変わる」という噂を聞いたことがありませんか?これは半分正解で、半分間違いです。 ミドリガメを含む多くのカメは「温度依存性決定」といって、卵が土の中で温められている時の温度によって性別が決まるという驚きの生態を持っています。約28度以下ならオスに、約30度以上ならメスになりやすいと言われています。 つまり、卵の時期に環境によって性別が「決まる(変わる)」のは事実ですが、卵から孵化した後に性別が途中で変わることは絶対にありません。

ここをチェック!確実な「ミドリガメ オスメス」の「見分け 方」
甲羅が10cm以上に育ってきたら、いよいよ性別チェックのチャンスです。以下の3つのポイントを見比べてみましょう。
最大の特徴は「オスの爪」の長さ!
一番わかりやすくて決定的な見分け方は、前足の爪の長さです。 成長したオスのミドリガメの前足を見ると、思わず「切り忘れたの?」と驚くほど、不自然なまでに長く伸びた立派なオスの爪を持っています。これは、繁殖期にメスの顔の前で長い爪を細かく震わせて求愛アピール(通称:ピロピロダンス)をするための大切な武器なのです。メスの爪は短く、ごく普通の長さです。
「メスの大きさ」と総排泄孔(尻尾)の位置
大きさと成長スピードの違い
実は、ミドリガメはメスの方が圧倒的に大きく育ちます。オスは最大でも15cm〜20cm程度で成長が止まることが多いですが、メスの大きさは最大で25cm〜30cmにもなる立派なビッグサイズに成長します。
尻尾の太さと穴の位置
カメのお尻の裏側にある穴(総排泄孔)の位置も重要な判断基準です。オスは交尾のために生殖器を収納しているため、尻尾が根元から非常に太く長く、穴の位置が甲羅のフチよりも「外側(遠く)」にあります。逆にメスは尻尾が細く短く、穴の位置が甲羅のフチよりも「内側(甲羅寄り)」にあります。

まとめ
ミドリガメの性別の見分け方について、大切なポイントをまとめました!
- 性別 判別がいつわかるかというと、甲羅が10cm以上(生後2〜3年)になってから。
- 小さなベビーサイズでの子供 見分け方は見た目では不可能。
- 卵の時の温度でオスメスが決まるため、孵化後に性別が変わることはない。
- 決定的な見分け 方は、オスの前足に生える長く伸びた「オス 爪」。
- メス 大きさはオスより一回り以上大きく(最大30cm)、尻尾は細くて短い。
- オスは交尾のために尻尾が太く長く、排泄孔が甲羅の外側にある。
ミドリガメ オスメスの特徴を知っておくと、カメの成長を見るのがさらに楽しくなります。 オスのユニークな求愛ダンスを期待するもよし、メスの大迫力な成長っぷりを愛でるもよし。ぜひおうちのカメさんを優しく観察して、性別をチェックしてみてくださいね!


