クサガメを飼育していると「どんな生き餌を与えればいいの?」「市販フードだけで大丈夫?」と悩む方も多いのではないでしょうか。特に、クサガメは雑食性で野生では小魚や昆虫などを食べており、生き餌は健康維持やストレス解消にも役立つ大切な要素です。
しかし一方で、与えてはいけない食べ物や、食欲が落ちて餌を食べないときの対処法を知らないと、思わぬトラブルに繋がることもあります。
本記事では、
- クサガメに与えられる代表的な生き餌とおすすめランキング
- 亀が食べてはいけないものやパンなど人間の食べ物の注意点
- 「亀が餌を食べない1ヶ月」といったトラブル時の対処法
- 市販フードやダイソーで買える餌との使い分け
などを詳しく解説します。これからクサガメの餌選びで迷わないよう、ぜひ参考にしてください。
クサガメと生き餌の基本知識
クサガメは何を食べる?野生での食性と特徴
クサガメは雑食性の亀で、野生では昆虫、小魚、ミミズ、水生植物などさまざまなものを食べています。季節や生息環境によって好む餌は変わりますが、基本的に動物性のタンパク質を中心に、植物性の餌もバランスよく摂取します。
野生のクサガメは餌を自分で探すため、活動的で筋肉質な体を維持できます。飼育下でも、なるべく自然に近い食生活を意識することで健康的な成長や甲羅の発達に良い影響があります。
クサガメに与えられる主な生き餌の種類
飼育下でクサガメに与えられる代表的な生き餌には以下のようなものがあります。
- ミミズ:タンパク質が豊富で、嗜好性も高く多くのクサガメに人気。
- 小魚(メダカ、金魚など):カルシウムや脂質を補給できるが与えすぎに注意。
- エビやザリガニ:動物性タンパク質として優秀。特に若い個体の成長期に効果的。
- 昆虫(コオロギ、ミルワームなど):食いつきが良く、動きで刺激になるので運動不足の解消にも役立つ。
生き餌は栄養だけでなく、亀の狩猟本能を刺激する役割もあります。ただし、与えすぎると水質の悪化や肥満の原因になるため、量や頻度には注意が必要です。
クサガメにおすすめの生き餌と市販フード
クサガメにおすすめの生き餌ランキング
飼育下でクサガメに与える生き餌は種類が豊富ですが、特におすすめの餌をランキング形式で紹介します。
- ミミズ
栄養バランスが良く、嗜好性が高いため初心者でも与えやすい餌です。飼育環境によっては冷凍ミミズでも代用可能で、常に手に入れやすいのもポイント。 - 小魚(メダカ・金魚など)
動物性タンパク質が豊富で、成長期の個体に最適。ただし与えすぎると肥満や水質悪化の原因になるため、量は調整しましょう。 - コオロギ・ミルワーム
運動不足の解消にもなる生き餌で、食いつきが良いです。成体の栄養補助や嗜好性の向上に役立ちます。
市販の亀用フードと生き餌の組み合わせ方
生き餌だけでは栄養バランスが偏る場合があります。市販の亀用フード(ペレットや乾燥フード)と組み合わせることで、カルシウムやビタミンなど必要な栄養を補うことができます。
- 基本はペレットを中心に:毎日の主食として与えやすく、保存も簡単。
- 生き餌は週2~3回程度の補助食として:運動刺激や嗜好性の向上に活用。
- 代用食の利用も検討:生き餌が手に入らないときは冷凍魚や乾燥エビなどで代用可能。
ダイソーやペットショップで手に入る餌の実態
最近では、100円ショップやペットショップでも亀用の餌が手軽に手に入ります。特にダイソーでは乾燥ミルワームや小魚タイプの餌が人気です。ただし、品質や栄養バランスに差があるため、毎日与える主食としては注意が必要です。
- メリット:入手しやすく、価格が安い
- デメリット:栄養素が不足しやすく、単独では健康管理が難しい
市販フードは生き餌の補助として取り入れることで、飼育の手軽さと栄養管理の両立が可能です。
クサガメに与えてはいけない餌
亀が食べてはいけないもの一覧
クサガメは雑食性ですが、与えてはいけない食べ物も存在します。誤って与えると、消化不良や健康被害につながるため注意が必要です。
- 人間の食べ物全般:パン、菓子、油ものなど
- 高脂肪・高塩分の食べ物:ベーコンや揚げ物など
- 生の肉や魚の加工品:生肉は寄生虫リスク、加工魚は塩分や添加物が多い
- 毒性のある植物:タマネギやニンニクなど
特にパンやお菓子は、亀にとって栄養価が低く、消化不良や下痢の原因になります。また、塩分や糖分が多い食品は腎臓や肝臓に負担をかけるため絶対に与えないようにしましょう。
パンや人間の食べ物を与える危険性
飼育初心者の中には「亀もパンを食べる」という情報を見て与える方もいますが、これは非常に危険です。パンは消化しにくく、亀の体内で膨張することもあります。結果として、消化不良や腸閉塞、肥満につながるケースがあります。
また、甘い食べ物や塩分の多い食材は、亀の食欲や健康バランスを乱す原因にもなります。クサガメの食性はあくまで野生に近い雑食であるため、人間の食品は補助食やおやつとしても与えない方が安全です。
クサガメが餌を食べないときの対処法
「亀が餌を食べない1ヶ月」の原因とチェックポイント
クサガメが1ヶ月以上餌を食べない場合、以下のような原因が考えられます。
- 水温や環境温度の低下:クサガメは変温動物のため、体温が下がると消化機能も低下します。水温・陸場の温度を確認し、適切な温度(25〜28℃前後)を維持しましょう。
- 水質の悪化:水が汚れているとストレスになり、食欲が落ちることがあります。定期的な水換えやろ過を徹底してください。
- ストレスや体調不良:新しい環境や同居個体とのトラブル、寄生虫感染なども原因となります。体表や便の状態を観察しましょう。
- 餌の種類や嗜好:与えている餌が好みに合わない場合もあります。複数の餌を試すことで食いつきが改善することがあります。
食欲不振のクサガメに試せる餌の代用アイデア
餌を食べない場合は、以下の代用策を試すと改善することがあります。
- 冷凍小魚やエビ:生き餌が手に入らない場合、冷凍食品でも動物性タンパク質を補えます。
- 乾燥ミルワームや乾燥魚:嗜好性が高く、食いつきが良い場合があります。
- 人工ペレットのふやかし:水やぬるま湯でふやかすと柔らかくなり、食べやすくなります。
- 餌の動きで刺激:コオロギや小魚をピンセットで動かすと、捕食本能が刺激され食欲が戻ることがあります。
食べない期間が長引く場合は、体重減少や元気のなさなど健康状態も確認し、必要に応じて獣医に相談することをおすすめします。
クサガメの健康を守る餌の与え方
生き餌と人工飼料のバランスの取り方
クサガメの健康を維持するには、生き餌だけに偏らず、人工飼料とのバランスを意識することが重要です。
- 主食は人工飼料:ペレットや乾燥フードを毎日の主食として与えると、必要な栄養素を安定して摂取できます。
- 生き餌は週数回の補助:ミミズやコオロギなど生き餌は、嗜好性や運動刺激のために活用します。
- バリエーションを意識:複数の餌を組み合わせることで、栄養不足や偏食を防ぎます。
このようにバランスを整えることで、甲羅や筋肉の発達、免疫力向上にもつながります。
季節ごとの餌の工夫と与え方のポイント
クサガメは季節によって活動量や食欲が変わるため、餌の与え方も工夫が必要です。
- 春・夏(活発期):食欲が旺盛なため、動物性タンパク質を中心に与えます。餌の量を調整しつつ、人工飼料も必ず混ぜましょう。
- 秋(準備期):冬眠に向けて脂肪を蓄える時期。動物性・植物性のバランスを意識して与えると体調管理に役立ちます。
- 冬(冬眠期):活動量が低下するため、餌はほとんど必要ありません。与える場合は少量で、消化の負担を避けることが重要です。
餌の与え方は、温度管理や水質管理と密接に関係しています。季節ごとの生活リズムに合わせて調整することで、クサガメの健康を長く守ることができます。
まとめ
本記事では、クサガメの生き餌に関する基礎知識からおすすめの餌、与えてはいけない食べ物、食べないときの対処法まで詳しく解説しました。ポイントを整理すると以下の通りです。
- クサガメは雑食性で野生では昆虫や小魚を食べる
→ 生き餌は栄養補給だけでなく、捕食本能や運動の刺激にも役立つ。 - おすすめの生き餌はミミズ・小魚・コオロギ・ミルワーム
→ 週数回の補助食として与え、栄養バランスは人工飼料で補うのが理想。 - 与えてはいけない食べ物がある
→ パンや菓子、高塩分・高脂肪の食品、毒性のある植物は健康被害のリスクがある。 - 餌を食べない場合は環境・餌・健康状態をチェック
→ 水温・水質・ストレス・餌の嗜好性を確認し、必要に応じて代用食や獣医相談も。 - 季節ごとの餌の工夫が大切
→ 春夏は活発に、秋は体調調整、冬はほとんど与えないなど、季節に合わせた与え方が健康維持につながる。
クサガメの健康を守るには、生き餌と人工飼料のバランスを意識し、適切な環境管理と観察を欠かさないことが最も重要です。
この記事を参考にして、クサガメの食生活を整え、長く元気に育ててください。


