ミドリガメの処分方法|正しい引き取り先と違法にならない対策

ミドリガメの処分方法|正しい引き取り先と違法にならない対策 かめ
この記事は約9分で読めます。
PR:本サイトの表記には一部プロモーションを含みます。
スポンサーリンク

ミドリガメを飼えなくなったとき、どう処分すればいいのか悩んでいませんか?

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)は、ペットとして人気がありますが、成長すると予想以上に大きくなり、世話が大変になることも。飼い主の事情で「もう飼えない」となったとき、適切な方法で処分しないと法律違反になる可能性もあります。

本記事では、ミドリガメの正しい処分方法や、全国の引き取り先、無料で引き取ってもらう方法などを詳しく解説します。違法な放流を避け、適切な方法でミドリガメを手放すための情報をチェックしましょう!

スポンサーリンク

ミドリガメの処分は慎重に!違法になるケースとは?

ミドリガメを手放したいと思ったとき、間違った方法で処分すると法律違反になる可能性があります。特に「川や池に放す」といった行為は厳しく規制されており、罰則が科されることも。本章では、ミドリガメの処分に関する法律や、違法行為となるケースについて詳しく解説します。

ミドリガメを放流すると違法になる理由

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)は、環境省によって特定外来生物に指定されています。これは、日本の生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるためで、野外に放すこと(放流)は違法行為となります。

▼ ミドリガメを放流した場合の違法性と罰則

  • 外来生物法違反:特定外来生物を無許可で野外に放つことは禁止されており、違反した場合個人は1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
  • 鳥獣保護法違反の可能性:地域によっては、野生動物や在来種の生息地を脅かす行為として鳥獣保護法に抵触するケースもあります。

また、放流されたミドリガメは繁殖力が強く、日本のカメ(クサガメやイシガメ)を圧倒するほどの生命力を持っています。そのため、自然環境を守るためにも、絶対に川や池に逃がしてはいけません

特定外来生物に指定された影響

ミドリガメが特定外来生物に指定されたことで、飼育・譲渡・販売が厳しく規制されるようになりました。

▼ 規制のポイント

  1. 新たにペットショップなどで購入できない(販売・繁殖が禁止)
  2. 放流・遺棄が違法(違反すると罰則あり)
  3. 飼育は許可不要だが、適切に管理する義務がある

すでに飼っている場合は、そのまま飼い続けることはできます。しかし、「飼えなくなったから手放したい」となった場合、適切な処分方法を選ばなければなりません。不用意に捨てたり、人に譲ることも制限があるため、正しい手順を知っておくことが重要です。

スポンサーリンク

ミドリガメの正しい処分方法とは?

ミドリガメを飼えなくなった場合、違法な放流はできません。では、どのような方法で適切に処分すればよいのでしょうか? ここでは、自治体の対応、専門の引き取り業者、里親探しなど、安全かつ合法的な処分方法について詳しく解説します。

自治体による引き取りサービスを利用する

自治体によっては、ミドリガメの引き取りを行っている場合があります。各市町村の環境課や動物愛護センターに相談すると、適切な対応を案内してもらえることがあります。

▼ 自治体での処分方法の例

  • 一般ゴミ(可燃ゴミ・不燃ゴミ)として処分(地域ごとのルールに従う)
  • 動物愛護センターや環境課で引き取り対応(事前確認が必要)
  • 動物の火葬・ペット霊園の紹介

しかし、自治体によってはミドリガメの引き取りを行っていない場合もあるため、事前に問い合わせて確認しましょう。

爬虫類専門の引き取り業者に依頼する

ミドリガメを専門に扱う業者や施設では、適切な環境で引き取ってくれることがあります。

▼ ミドリガメの引き取りを行う可能性がある場所

  • 爬虫類専門のペットショップ
  • 爬虫類の保護団体
  • カメの飼育施設(ミズガメ専門施設など)

ただし、すべての施設が引き取りを行っているわけではなく、有料になることもあるため、事前に確認が必要です。

里親を探して譲渡する方法

もしミドリガメを適切に飼育できる新しい飼い主が見つかれば、譲渡することも一つの方法です。ただし、特定外来生物に指定されたことで、譲渡にも一定のルールがあります。

▼ 里親探しのポイント

  • 無責任な譲渡は禁止(適切に飼育できる人を探す)
  • SNSや里親募集サイトを活用する(「亀の里親募集」などのコミュニティを利用)
  • ペットショップや動物病院に相談する(里親を探している人がいる可能性も)

譲渡の際は、ミドリガメの飼育に関する知識をしっかり伝え、適切に管理してもらえるか確認することが重要です。

スポンサーリンク

全国のミドリガメ引き取り先一覧

ミドリガメを処分したい場合、全国には引き取りを行っている施設や団体があります。ここでは、福岡・東京・関西エリアの引き取り先を中心に、ミドリガメを適切に処分できる施設を紹介します。

【福岡】ミドリガメを引き取ってくれる施設・団体

福岡には、ミドリガメの引き取りを行う団体や施設がいくつかあります。

▼ 福岡のミドリガメ引き取り先例

  • 福岡市動物愛護管理センター(要事前相談)
  • 爬虫類専門ショップ(カメ専門店など)
  • 福岡県内の環境団体や爬虫類保護団体

※ 施設によっては引き取り無料ではなく、費用がかかることもあるため、事前に確認しましょう。

【東京】亀の引き取りが可能な施設・団体

東京には、ミドリガメを引き取ってくれる施設が比較的多く存在します。

▼ 東京のミドリガメ引き取り先例

  • 東京都動物愛護相談センター(相談対応)
  • 爬虫類専門ショップ(東京周辺)
  • カメの保護団体(要問い合わせ)

東京では動物病院やペット霊園などでも相談できることがあるので、引き取り先が見つからない場合は一度問い合わせてみましょう。

【関西】ミドリガメを処分できる場所

関西エリアでも、ミドリガメの引き取りを行っている施設があります。

▼ 関西のミドリガメ引き取り先例

  • 大阪府・兵庫県の爬虫類ショップ
  • NPO法人や動物愛護団体(カメの保護活動を行う団体)
  • 自治体の動物管理センター(事前相談必須)

関西エリアでは、一部の爬虫類ショップが有料で引き取りを行うケースもあるため、費用の有無を確認しておくことが重要です。

スポンサーリンク

ミドリガメを飼えなくなったらどうする?

ミドリガメを処分する前に、本当に手放す必要があるのかを再検討することも大切です。大きくなったからといってすぐに処分を考えるのではなく、飼育環境を見直したり、里親を探すなどの選択肢も考えてみましょう。

大きくなったミドリガメの飼育対策

ミドリガメは成長すると甲羅の長さが20〜30cmほどになり、大型の水槽や広いスペースが必要になります。

▼ 飼育環境を工夫するポイント

  • 大きな水槽に変える(最低でも90cm以上推奨)
  • 屋外飼育を検討する(庭やベランダで飼育可能か確認)
  • フィルターや水質管理を強化する(手入れの手間を減らす)

飼育環境を改善すれば、「もう少し飼い続けられる」と思うこともあります。一度、設備の見直しをしてみましょう。

里親を見つけるためのポイント

ミドリガメを手放す場合、引き取り先が見つからなければ、新しい飼い主(里親)を探すという方法もあります。

▼ 里親を探す方法

  • 爬虫類やカメ好きのコミュニティで募集する(SNSや掲示板を活用)
  • ペットショップや動物病院に相談する(里親希望者がいる可能性あり)
  • 動物愛護団体の里親募集に登録する

ただし、無責任な譲渡は厳禁です。新しい飼い主が適切に世話をできるか確認してから譲るようにしましょう。

亀の引き取りを無料で行う団体を探す方法

ミドリガメの引き取りを無料で行っている団体も存在します。ただし、すべての団体が無条件で引き取ってくれるわけではなく、引き取り可能な条件がある場合もあるため、事前に確認が必要です。

▼ 無料引き取りが期待できる団体

  • カメの保護団体・NPO法人
  • 自治体の動物愛護センター(地域による)
  • 動物園や水族館(引き取りを受け付けている場合も)

無料で引き取ってもらえる施設は限られているため、早めに情報収集をして、手続きの準備を進めることが重要です。

スポンサーリンク

ミドリガメ以外の生き物の処分方法も知っておこう

ミドリガメと同様に、他のペットや外来生物も適切な方法で処分しなければなりません。特に、**ザリガニやミシシッピアカミミガメ(アカミミガメ)**も環境問題と深く関わっており、正しい処分方法を知ることが重要です。

ザリガニの正しい処分方法

ザリガニも外来種として問題視されることが多く、無責任な放流は法律違反になる可能性があります

▼ ザリガニの処分方法

  • 自治体のルールに従って処分する(可燃ごみ・不燃ごみとして処理)
  • 飼育を続けるか、里親を探す(SNSや掲示板を活用)
  • 動物愛護団体に相談する(一部の団体では引き取り対応あり)

※ ザリガニを生きたまま川や池に放すと、外来生物法違反になる可能性があるので注意しましょう。

ミシシッピアカミミガメの引き取りについて

ミシシッピアカミミガメ(アカミミガメ)は、ミドリガメと同じく特定外来生物に指定されており、放流や無責任な遺棄は厳しく禁止されています。

▼ ミシシッピアカミミガメの処分方法

  • 自治体のルールを確認する(一部の自治体では引き取り対応あり)
  • 専門の爬虫類ショップや施設に相談する(事前予約が必要な場合も)
  • ペット霊園や動物供養施設での対応を検討する

※ ミドリガメと同様に、適切な方法で手放すことが義務付けられているため、違法行為にならないよう注意が必要です。

スポンサーリンク

ミドリガメを処分する際の注意点とまとめ

ミドリガメを手放す際には、法律を守り、環境への影響を最小限に抑えることが大切です。誤った処分をすると罰則を受ける可能性もあるため、ここで最終確認をしておきましょう。

違法な処分を避けるためのチェックリスト

絶対に放流しない(違法行為になり、罰則の対象)
自治体のルールを確認する(ゴミ処分の可否や引き取りの有無)
専門施設や保護団体に相談する(安全に引き取ってもらえるか確認)
里親を探す場合は責任を持って(新しい飼い主が適切に飼育できるか確認)

このように、ミドリガメの処分は慎重に行う必要があります。

ミドリガメの処分方法まとめ

処分方法メリット注意点
自治体に相談ルールに従って適切に処分できる引き取り対応がない自治体もある
専門の引き取り業者や保護団体爬虫類のプロが適切に対応有料になる場合がある
里親を探すカメが新しい環境で生きられる里親の適性を慎重に判断する必要がある

最も重要なのは、法律を守り、ミドリガメの命を無責任に扱わないことです。

ミドリガメを飼う前に考えるべきこと

最後に、これからカメを飼おうと考えている人に向けて、事前に検討すべきポイントをお伝えします。

🔹 寿命は30年以上! 長期間飼う覚悟があるか?
🔹 成長すると大きくなり、広いスペースが必要になる
🔹 水質管理やエサ代など、維持費がかかる
🔹 最後まで責任を持って飼えるかをしっかり考える

ミドリガメを迎える前に、**「本当に最後まで世話ができるか?」**を慎重に考えましょう。

スポンサーリンク

まとめ:正しい方法でミドリガメを手放そう

ミドリガメを処分するには、放流せず、法律に従った適切な方法を選ぶことが大切です。自治体のルールを確認し、可能であれば引き取り先を探すことがベストです。

違法な放流は絶対にNG!
自治体や専門施設に相談しよう
どうしても無理なら、里親を探すことも視野に

「飼えなくなったから捨てる」という選択はできません。ミドリガメの未来と環境を守るために、正しい方法で責任を持って手放しましょう!

タイトルとURLをコピーしました